京都で長屋リノベーションを選ぶ魅力と注意点|必要な工事内容のポイントと費用相場
長屋は、複数の住戸が連棟になった共同住宅の一種です。
歴史ある京都の伝統的な街並みで見かける長屋を、おしゃれにリノベーションして住んでみたいとお考えの方も少なくないでしょう。
今回は、隣の家同士がつながる長屋の特徴を活かした、趣ある家づくりの魅力や注意ポイントを解説します。
長屋リノベーションに必要な工事の内容や費用相場を紹介しますので、ぜひ憧れの京都でオリジナリティあふれる家づくりをご検討の際は、ぜひ参考にしてみてください♪
この記事のポイント
- ・長屋リノベーションは、京都の歴史ある住まいを現代的に改装し、快適な生活空間を実現する趣ある家づくりプランです。
- ・長屋はアパートと違い、専有部分などの法規制が少ないため、自由度の高いリノベーションをお考えの方にもおすすめです。
- ・長屋リノベーションの際には、耐震補強や断熱性能向上の方法やポイントをよく把握し、適切に工事を進める必要があります。
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長屋リノベーションとは?
長屋は、お隣の家の壁がつながり合う共同住宅の一種で、江戸時代から京都などで建てられていた伝統的な建築様式です。
建物自体は、戸建てに近い構造で、玄関をはじめ各部屋も独立しているため、シェアハウスのような住まいとは異なります。
長屋とは?
「複数の住戸が隣り合い連棟になった建物(洋風タイプでは”テラスハウス”と呼ばれる)」
京都の長屋リノベーションの特徴
京都の長屋は、古い時代や地域の文化を反映した、歴史的なデザインが多いのが魅力です。
伝統的な街並みに調和する外観や自然素材を用いた内装を活かして、おしゃれにリノベーションしたいという方も増えています。
長屋は、全住戸にそれぞれの玄関や部屋があるため、集合住宅のような外観を楽しみつつ、戸建て同様の暮らしが実現します。
戸建てやアパートとはまた違う、趣ある長屋リノベーションで、歴史的な価値も保てる快適なオリジナルプランを満喫してみましょう。
アパートリノベーションとの違い
長屋は、壁以外が独立した住戸であるため、アパートやマンションなどの共同住宅とは違い、法的な規制がかかる階段や廊下といった「共用部分」がないのも大きな特徴です。
そのため、避難や防火に関する共用部分の法的規制などに制限されない、戸建てのような自由度の高いリノベーションが実現します。
道路に面した玄関から屋内への出入りがスムーズな長屋では、ご家族だけの空間を独自の工夫で改修できるため、京都の街並みに合う個性的な家づくりをお考えの方にもぴったりです。
>関連コラム:古民家リノベーションにかかる費用【京都編】|憧れの町家暮らしを叶える
長屋リノベーションの魅力ポイント
長屋は、アパートのような「特殊建築物」には該当しないため、戸建てに近い自由なリノベーションが実現するのが魅力です。
さらに、歴史的な長屋は京都の人気エリアに立地しているケースが多く、立地にこだわりたい方にもおすすめです。
人気エリアで理想の住宅が探せる
長屋は、京都の人気のエリアに古くからある場合が多く、おしゃれな街並みや利便性の高い立地など、好条件で理想の物件を見つけやすいのがメリットです。
長屋は、もともと地価の高い地域で土地を有効活用するために建てられている場合が多く、人気の観光地や歴史的な街で、環境のいい暮らしをお探しのご家族にぴったりです。
購入価格や維持費が抑えられる
長屋リノベーションでは、戸建てを改築するよりもトータル費用が抑えられます。
長屋の購入価格は、一般的な戸建て中古物件よりもリーズナブルな傾向があり、将来的なメンテナンスや修繕にかかる維持費も抑えやすいのがメリットです。
また、アパートやマンションのような積立修繕金を支払う必要もないため、リノベーションを通して長期的な経済負担も軽減できる可能性があります。
アパートよりも専有部分が広い
長屋は、アパートよりも「専有部分」の広い物件が多いため、ご家族の人数やライフスタイルに合わせて、快適な生活空間にリノベーションしやすいのもメリットです。
一般的に地価が高い人気エリアでは、戸建てを建てるハードルが高く、立地にこだわれば中古物件を探すのも難しく、アパートやマンションのような集合住宅が主な選択肢となり得ます。
しかし、長屋の場合は好条件の立地でも価格を抑えた物件が見つかりやすく、かつ集合住宅のような共用部分がないため、ご家族の生活スペースを自由にリノベーションできる可能性が高まります。
>関連コラム:古民家再生で叶えるモダンな暮らし|リノベーション事例と改装ポイントを解説
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長屋リノベーションの注意ポイント
長屋の多くは築年数が古いため、リノベーションの際には耐震性や断熱性を向上させるための補強工事が必要なケースがあります。
事前に建物の構造やメンテナンス履歴を確認しておきましょう。
築年数によっては「耐震補強」が必要
築年数が古い長屋の場合、現行基準に合わせた耐震補強が必要になるケースがあります。
- 旧耐震基準:1981年5月31日以前に建築確認申請を受けた建物
→ 震度5程度の地震で倒壊しない耐震性の確保
- 新耐震基準:1981年6月1日以降に建築確認申請を受けた建物
→ 震度6~7程度の地震で倒壊しない耐震性の確保
- 2000年基準:2000年6月1日以降に建築確認申請を受けた建物
→ 「地盤に応じた基礎設計」「基礎や柱の接合部の金具使用」「耐力壁のバランス配置」の強化により、建物全体の耐震性を向上させる
長屋は、連棟構造であるが故に地震に強いと言われていますが、築年数や建物の状態によっては、必要に応じた補強工事が不可欠です。
特に、地震リスクが高い京都では、物件購入やリノベーションを決める前に、構造の耐震性や過去のメンテナンス履歴を確認して、必要な工事内容や予算を把握しておくことが大切です。
暮らしの快適性を高める「断熱補強」
築年数の古い長屋では、断熱が不十分であったり、そもそも断熱材を使用していないなどの理由で、断熱性が低いケースは珍しくありません。
建物の断熱性能が低い場合、暮らしの快適性や省エネ性が保たれない恐れがあるため、健康的な住まいを実現させるためにも、外壁や床、天井の断熱材交換や追加を検討しましょう。
また、開口部の断熱性を高める窓リノベーションで、結露によるカビやダニの発生を防ぐのもポイントです。
「防音性」の向上でトラブル回避
長屋は隣接する住居と壁を共有する構造になっているため、生活音や会話の漏れを抑えるための防音対策も必要です。
騒音によるストレスは、近隣とのトラブルに発展するケースが多いため、リノベーションの際は、防音材や施工方法を工夫して、静かで快適な生活空間が確保できるようにしておきましょう。
「間取り変更」可能な範囲を確認
また、長屋リノベーションでは、間取り変更できる範囲を事前に確認しておくことも大切です。
建物の耐震性や構造により、変更できる箇所や方法に制限がかかる場合もあるため、あらかじめリノベーションを専門に扱うプロに相談しておくのがおすすめです。
実現可能な改修プランを明確にすることで、無理のない資金計画や入居スケジュールも立てやすくなります。
>関連コラム:古民家を高品質な平屋にリノベーション|構造や間取りを活かす再生プラン
長屋リノベーションの費用相場
長屋リノベーションの費用相場は、一般的な戸建ての工事内容に近いため、同様の予算で準備しておくのがいいでしょう。
戸建ての場合、水回りや内装を含めたフルリノベーションで1㎡あたり15~22万円の工事費用がかかります。
建物の状態や構造にもよりますが、仮に延べ床面積100㎡の間取りをリノベーションする場合、1,500~2,200万円の施工費用が目安になります。
長屋リノベーションの場合は、1,000万円前後に抑えられる可能性がありますが、耐震性や断熱性に問題がある場合は、さらに補強工事にかかるコストの確保が必要です。
他にも、長屋の築年数や状態に応じて、外壁や屋根の工事、内装改修、防音対策など、今後のおしゃれで快適な暮らしを実現させるためのプランを、専門家に予算を相談しながら検討していきましょう。
>関連コラム:空き家リノベーションのメリット・デメリット|気になる費用相場や補助金、節税対策も解説
まとめ|京都の長屋リノベーションで趣ある暮らしを実現
京都での長屋リノベーションは、伝統的な建物の魅力を生かしつつ、利便性の高いおしゃれな暮らしを手に入れるのにぴったりな家づくりです。
戸建てよりも価格を抑えたプランで、アパートやマンションよりも自由度の高いリノベーションが可能なため、憧れの京都でご家族らしいマイホームが実現します。
築年数の古い長屋をリノベーションする場合は、建築設計の知識や経験が豊富な施工会社に相談して、長く安全で快適に住まえる高性能住宅を目指しましょう。
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京都市で中古一戸建てのリノベーションは三都の森にお任せください
三都の森は、京都市全域と宇治市、大山崎町、亀岡市、木津川市、京田辺市、久御山町、城陽市、精華町、長岡京市、向日市、八幡市、及び大阪府・滋賀県の一部を施工エリアとして、一戸建てのフルリノベーションを手がける会社です。
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