【2024最新】先進的窓リノベ事業「間に合わない・打ち切り」不安な方へ申請状況など解説│事業の概要も一問一答で紹介
「先進的窓リノベ事業を利用したいけど、期限に間に合わないことが心配…」
「先進的窓リノベ事業が早めに打ち切りになるって本当?」
本記事では、先進的窓リノベ事業に関する、こうした不安や疑問について解説します。
2024年最新の申請状況についてもお伝えしますので、補助金がなくなることへの不安も解消できます。
事業についての概要も疑問にお答えする形で紹介しますので、これから補助金を活用してリフォームを検討する方もぜひ参考にしてください。
この記事のポイント
- ・先進的窓リノベ事業の2024年9月時点での補助金申請額の割合は「31%」です。すぐに補助金がなくなる、底をつく心配はいりません。
- ・先進的窓リノベ事業に限らず、補助金は受付期間が終わりに近づくと申請額が増加する割合が高まります。確実に補助金を受け取るために、早めにリフォーム業者に依頼しましょう。
- ・補助金を利用するためには、事業の概要を把握することも大切ですので、記事の後半もぜひご覧ください。
※本記事は2024年9月時点の情報を基に作成しています。最新の情報についてはお気軽にお問い合わせください。
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先進的窓リノベ事業の申請状況
先進的窓リノベ事業は、事業の予算が上限に達したとき、申請期間内であっても受け付けを停止します。
そこで、2024年9月時点での申請状況について確認しましょう。
2024年9月時点での申請状況
先進的窓リノベ事業、2024年9月9日時点での予算に対する補助金申請額の割合は「31%」です。
こちらの割合が100%に達した時点で補助金の受け付けが停止されますので、9月時点では申請状況に余裕があるといえます。
補助金申請額の増加は一定でない点に注意
注意する必要がある点は、補助金額が増える割合は一定ではない点です。
過去に実施されていた、こどもみらい住宅支援事業や断熱リフォーム支援事業といった補助金は、締め切りが近づくにつれて駆け込み申請があったことから、申請割合が増えるペースが早くなりました。
今回の補助金についても、申請期限である年末に向けて申請数の増加が予想されますので、早めのリフォーム依頼や申請手続きをする必要があります。
先進的窓リノベ事業「間に合わない・打ち切り」の可能性も?
インターネット上では、先進的窓リノベ事業について「間に合わない」「早めに打ち切りになる」といった意見を見かけることもあります。
ここからは、本事業を利用する場合に間に合わない、または打ち切りになる可能性はあるのか、そうならないための対策についても紹介します。
間に合わない・打ち切りの可能性はある
結論からお伝えすると、先進的窓リノベ事業は間に合わない・打ち切りになる可能性はあります。
具体的には、以下の条件に当てはまる場合です。
- ・申請期限(2024年12月31日)までに申請されない場合
- ・申請期限までにリフォーム工事が終わらない場合
- ・申請期限内であっても予算の上限に達した場合
申請期限内の工事完了および申請を前提として、予算が上限に達することについても意識する必要があります。
間に合わない・打ち切りへの対策
間に合わない、または打ち切られることへの対策としては、以下の4つの方法が考えられます。
- ・申請期限に間に合うよう、早めにリフォーム工事を依頼する
- ・申請期限に間に合うよう、工事する箇所を減らす
- ・予算の上限に達する前に、早めにリフォーム工事を依頼する
- ・予算を確保するため、交付申請の予約を活用する
現在のお住まいで不満を感じている箇所を全てリフォームして、なおかつ補助金を確実に受けとるためには、リフォーム業者に早めに相談し工事を依頼することが大切です。
なお、交付申請の予約制度を利用すれば予算を確保した状態で工事を進めることも可能ですので、予算の上限に不安を感じている方は交付申請の予約を活用しましょう。
▷関連リンク:環境省 先進的窓リノベ2024事業(交付申請の予約)
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先進的窓リノベ事業の概要について一問一答解説
ここからは、先進的窓リノベ事業の概要について解説します。
疑問に感じやすい点を一問一答でお答えしますので、事業の内容を把握してスムーズに補助金を利用しましょう。
Q1:先進的窓リノベ事業ってどんな事業なの?
最初の疑問は、先進的窓リノベ事業とはどんな事業なのか、というもの。
補助金を活用して安価に窓リフォームできる、本事業の概要を説明します。
▷関連リンク:環境省 先進的窓リノベ2024事業に関する説明資料
回答:断熱性能の高い窓への交換で補助金が交付されます
先進的窓リノベ事業は「既存の住宅の窓を、高い断熱性を持つ窓にリフォームする場合に補助金の交付を受けられる」制度です。
高性能な窓は熱を通しにくいことから冷房・暖房の効きがよくなり、少ないエネルギーでも快適な室内環境になることを期待できます。
Q2:先進的窓リノベ事業で交付される補助金額は?
具体的に、窓をリフォームしたとき、どれくらいの補助金が出るのでしょうか。
回答:最低5万円~最大200万円
高性能な窓にリフォームしたとき、受けられる補助金額は「最低5万円~最大200万円」です。
リフォームする規模や、リフォーム後の窓の性能が高い場合は補助の恩恵を大きく受けられそうです。
一方でリフォームの規模が小さい場合など、補助金額が5万円に満たない場合は申請できない点に注意が必要です。
Q3:どんな家が対象になるの?
先進的窓リノベ事業は全ての家が対象になる訳ではありません。どんな家が対象になるのでしょうか。
回答:既存住宅の住宅所有者
補助対象になるのは「既存住宅」です。つまり、新築住宅は対象外になりますので、類似事業である「子育てエコホーム支援事業」の利用を検討しましょう。
なお、既存住宅とは、建築から1年が経過した住宅や過去に人が居住した住宅を指します。
また、戸建てに限らず共同住宅も対象になります。
Q4:どんな工事が対象になるの?
対象となる住宅の、全ての工事が対象になるのでしょうか。工事の内容について紹介します。
回答:内窓の設置交換・外窓交換・ガラス交換
対象となる工事は「内窓の設置・外窓の交換・ガラス交換」です。
また、事務局によると、以下の工事も「対象とならない」と記載がありますので注意しましょう。
- ・ドア板の一部を構成するガラスを交換する工事
- ・店舗併用住宅等の住宅以外の部分の窓・ガラスの工事
- ・住宅の所有者等が住宅設備を購入し、その取付を住宅事業者に依頼する工事(いわゆる施主支給や材工分離による工事)
- ・リース設備の設置工事
- ・中古品を用いた工事 など
▷関連リンク:環境省 先進的窓リノベ2024事業(補助の対象にならないリフォーム工事例)
Q5:どんな窓でも補助対象になるの?
高性能な窓であれば、どんな窓でも対象となる訳ではありませんので注意しましょう。
回答:事務局に登録された性能の高い製品に限る
先進的窓リノベ事業を利用するためには「事務局に登録された窓・ガラス」を利用する必要があります。
事業のキャンペーンサイトには、対象商品を検索するページがありますので、利用したい窓・ガラスがある場合は検索することも可能です。
▷関連リンク:環境省 先進的窓リノベ2024事業(リフォーム対象製品の検索)
Q6:窓の性能で補助金の単価は変わるの?
窓の性能で補助金の金額が変わりますので、交換後の製品を選択する際には注意しましょう。
回答:性能が高いほど、面積が大きいほど、高くなります
窓は「断熱性能が高くなるほど、寸法が大きくなるほど、補助金額も高額に」なります。
例として、戸建て住宅でガラスを交換する場合、断熱性能の高いSSグレードの窓で、大きさの区分が”大”のものにすると、1枚あたり5万5,000円が補助されます。一方で同じガラス交換でも、グレードA、寸法”小”の場合は5,000円の補助になります。
性能や大きさによって受けられる補助金額が変わる点を認識しましょう。
Q7:申請はいつから、いつまでに行うの?
期限内に申請しなければ補助を受けることはできません。補助期限の末期を確認しましょう。
回答:令和6年(2024年)3月下旬~令和6年(2024年)12月31日
交付申請する期間は「2024年3月下旬~2024年12月31日」の間です。
また「2023年11月2日から2024年12月31日までに工事請負契約を締結したもの」「事業者登録の後に工事を着工し、2024年12月31日までに工事が完了するもの」という要件もあります。
特に期限内に工事が完了しない場合は補助金を受け取れない点に注意しましょう。
Q8:申請期間内ならいつでもいいの?
期間内に申請し工事が完了すれば、いつ申請しても問題ないのでしょうか?
回答:予算が尽きたら打ち切りになります
「事業の予算が上限に達したら、申請は打ち切りに」なります。
このため、2024年中にリフォームしたいと考えている方は、予算が上限に達する前に申請できるよう、早めに動き出すことが求められます。
Q9:申請は自分でするの?
申請作業は住宅の所有者が行うのでしょうか?
回答:リフォーム業者が代行します
先進的窓リノベ事業は「リフォーム事業者が申請します」。
このため、住宅を所有する方はリフォーム事業者と契約して工事を依頼するだけで補助を受けられますので、申請の手間はかかりません。
Q10:補助金は現金で受け取れるの?
補助金の受け取り方も気になるところ。現金で振り込まれるのでしょうか。
回答:原則はリフォーム費用への充当です
先進的窓リノベ事業は「補助金の交付もリフォーム事業者に」されます。
一度補助金がリフォーム事業者に振り込まれ、原則としてリフォームの契約代金に充当されます。ただし、現金での支払いを選択することも可能です。
Q11:部屋ごとに分けてリフォームしたいんだけど?
全体を一度にリフォームすると、一時的に仮住まいに移るなどする必要が出てきます。また、費用面から小分けにしてリフォームしたいケースもあるでしょう。こうした分割リフォームはどうなのでしょうか。
回答:分割して申請することもできます
先進的窓リノベ事業では「複数回に分けてリフォーム工事することが認められています」。
ただし、1戸あたり200万円の上限は変わらず、複数回の申請それぞれで補助要件を満たす(たとえば、最低補助額5万円など)必要があります。
Q12:リフォーム業者はどの会社でもいいの?
普段から利用している業者がいる場合は、その会社に依頼したいと考えるでしょう。
リフォームを依頼する事業者はどの会社でもよいのでしょうか。
回答:登録事業者に限ります
リフォームを請け負う会社は「登録事業者に限られます」。
登録事業者とは、先進的窓リノベ事業の事務局で所定の手続きをした業者で、下記の検索システムから対象となる事業者を調べられます。
▷関連リンク:環境省 先進的窓リノベ2024事業(窓リノベ事業者の検索)
Q13:他の補助金も貰う予定。問題ない?
住宅をリフォームする場合、他のリフォームも併用するケースもあるでしょう。
この場合は制度を重複利用できるのでしょうか。
回答:補助金によって扱いが変わります
2024年3月から始まった子育てエコホーム支援事業は「補助対象が重複しなければ併用できます」。
つまり、同じ窓について、子育てエコホーム支援事業と先進的窓リノベ事業を併用することはできません。
また、他の事業についても取り扱いが記載されていますので、併用する場合は確認が必要です。
Q14:「子育てエコホーム支援事業」とどっちがお得?
先進的窓リノベ事業は、同時期に始まる「子育てエコホーム支援事業」と補助対象箇所が重複することがあります。どちらを選択するべきなのでしょうか。
回答:求められる性能・補助金額は窓リノベ事業の方が高い
両事業間の違いは「求められる性能と受け取れる補助金の金額」です。
下表のとおり、子育てエコホーム支援事業よりも先進的窓リノベ事業の方が、高い断熱性能の窓・ガラスへの交換が求められます。
加えて、求められる性能が高い分、補助される金額も高額になっています。
なお、子育てエコホーム支援事業では、窓・ガラスの交換以外にも断熱材に関するリフォームや住宅設備の改修など、多彩なメニューが用意されています。
現在の住まいの不満点を取りまとめて、どちらの事業を利用するべきなのか考えることが必要です。
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まとめ│先進的窓リノベ事業の活用でお得に窓リフォーム
既存住宅の窓を、高性能な窓・ガラスへと安価にリフォームできる「先進的窓リノベ事業」について、「間に合わない」「打ち切りになる」といった不安について対策を紹介し、概要について一問一答形式で解説しました。
本事業はリフォームする窓の性能や大きさによっては最大200万円の補助金が受け取れる、大変お得な制度です。
お住まいについて、暑さ寒さによるストレスを抱えている方は、積極的に利用を検討しましょう。
なお、制度の利用には登録事業者への依頼が必要です。リノベーションPROは登録事業者への申請を行っていますので、京都市左京区、北区を中心とした洛北エリアで窓のリフォームを考えている人は、この機会にお気軽にご相談ください。
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