【京都市のリノベーション事例3選】ビフォー・アフターを確認して効果を実感
長く家に住み続けてきた人や中古住宅を購入した人は、外壁や内装が古くなってしまったことや住宅の基本性能が低いことに不満を感じているのではないでしょうか。
外装・内装を一新したり断熱性能など家の基本性能を向上させるためには、住宅を構造部分以外取り払ってから行う「リノベーション」がおすすめです。
しかしリノベーションといっても、どんな風に変わるのか分からないもの。そこで本記事では、リノベーションをする前後で住まいがどんな風に変身するのか、ビフォー・アフターを紹介します。
京都市の事例を紹介するので、特に京都に住んでいる人は、住まいの変化の参考にしてみてくださいね。
なお、記事の終わりではリノベーションとは、そもそもどんな工事でどんな特徴を持つのかも解説しているので、合わせて参考にしてください。
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京都市のリノベーション事例
京都市で行われたリノベーションの事例を紹介します。どの事例も施工する前後で雰囲気がガラッと変わっています。新築より少ない費用で高い性能と外観を手に入れられるリノベーションの実際を見てみましょう。
京都市左京区|リノベーション|F様邸
京都市左京区で行われたフルリノベーションは、築49年の住宅に対して行われました。
築後49年という古さから、外観・内装はどうしても暗さを感じてしまいます。
リノベーションを実施したあとは、室内空間全体が明るくなっていて、開放的な間取りに変身しています。
いくつかの壁を取り払うことで光が各所に行き届くよう設計で、視線が遠くまで抜けるために床面積は変わらないはずが広々と感じられます。
外観も、塀を撤去してオープン外構にすることで閉鎖的な雰囲気を解消できており、来客も訪問しやすい明るい印象に変わりました。
京都市左京区|リノベーション|Y様邸
こちらのリノベーション事例は、築32年の古家に施されたものです。造作の浴槽や小ぶりなキッチンなど、設備関係の仕様の古さが目立ってしまっています。
リノベーションを施したあとは、外観はシンプルな印象になり、現代的な整頓された美しさを感じるものとなりました。
はじめに紹介した事例と同様に、耐震性能を高めつつも抜ける壁を抜いて視線を遠くに運ぶことで、床面積を変えずに広々と暮らせる間取りを実現しています。キッチンも現行の一般的な寸法のものを利用していて、日々の家事が楽になることは間違いないでしょう。
作り付けの収納を複数設けることで、物を機能的にしまって整理整頓を目指せるよう気を使っています。
京都市左京区|リノベーション|S様邸
最後に紹介するのは、築48年のお家のフルリノベーションです。
経年で生じてしまう外観・外構・内装の汚れは簡単に落とせるものではありません。内装材・外装材を全く新しいものに一新できるのは、リノベーションの強みです。
リノベーション後の外観は施工前の姿を思い出せないほどに変わり、外構も含めてモダンな雰囲気を感じるおしゃれな姿になりました。
室内も光が奥まで行き届く開放的な空間になっています。間取りをつなげると冷暖房の問題が気になってしまいますが、断熱性能を向上させるとともに全館空調などを用いることで、温熱環境の問題は解決可能です。
そもそもリノベーションって?特徴を解説します
改めて、リノベーションとはどんなものなのか考えてみましょう。外観や内装の変化だけでなく、住宅の基本性能が向上する点に注目です。
リノベーションとは?
リノベーションと似た言葉に「リフォーム」があります。リフォームは内装・外装を表面的に更新したり、トイレやお風呂だけを更新したりと、比較的小規模な更新を指します。
一方で「リノベーション」は、建物の構造部分、つまり柱や梁、基礎といった部分だけを残して一度壁や天井、床、断熱材などを全て取り払って更新する工事です。こうした構造部分はスケルトンとも呼ばれるので、スケルトンリフォームと呼称されることもあります。
▶関連コラム:スケルトンリフォームとは?メリット・デメリットや費用・中古一戸建ての実例を紹介
リノベーションで得られるメリットは5つ
リノベーションを行うことで得られる、5つのメリットを確認してみましょう。
(1)建て替えに比べて工事費用が安価になる
柱や梁だけを残して改修するなら、一度全て壊してしまい新しい建物を建てた方がよいのでは?と感じる人もいるでしょう。しかし、リノベーションの場合は柱・梁・基礎をそのまま流用できるほか、産業廃棄物の量を減らせるので、建て替えと比較したとき「工事費用が安価になる」メリットを持ちます。
(2)住宅に致命的な損傷がある場合に気づける
さらに「住宅に問題がある場合にいち早く気づける」メリットもあります。
リフォームする場合、対象となる部分だけを取り壊して復旧するため、対象外の箇所は基本的に手をつけません。この場合、対象外の部分にシロアリが発生していたり、雨漏りで木材が腐ってしまっていても気づくことはできません。
一方でリノベーションの場合は全ての基礎・木材を一度露わにするので、シロアリ・腐食のほか、問題が発生していればすぐに確認でき、木材の交換などで対処できます。
(3)耐震性・断熱性を高められる
リノベーション工事をする場合は、一度構造部分まで解体したうえで、再度壁を張り断熱材を施工していくので「耐震性能や断熱性能を新築住宅と遜色ない程度まで高められます」。
家が古いことで暑さ寒さに不満を抱えていた人も、度々発生する地震に不安を抱えていた人も、高い性能の住宅を取得できることでストレスから開放されることでしょう。
▶関連コラム:「断熱材のない家」の防寒対策17選│築40年・50年 古い家の寒さ対策を提案!
(4)古い家の趣を残して更新できる
リノベーション工事の特徴のひとつは、柱の位置や基礎の位置が変わらないことにあります。結果として大まかな壁の位置や水回りの位置は変わりません(基礎・柱を追加して間取りを変更することは可能です)。
このため、リノベーションを行う前の家と使い勝手を変えずに済み「趣を残したまま新しい内外装・設備で快適な暮らしを送れます」。
(5)仕様を好みのものに変更でき満足度を高められる
リノベーションを行うと、一度床や壁を取り払い、キッチンやトイレなど設備を全て撤去してしまうことになります。「好みの仕様にでき、高い満足度が得られる」でしょう。
たとえば、床材に無垢の木を利用する。壁に漆喰を塗る。キッチンはL型がいい。お風呂はヒノキを張りたい。こうした様々な要望を、リノベーションであれば一挙に叶えられるでしょう。
リフォームだと部分的な改修に留まるので、改修した箇所以外は以前のままです。リノベーションの場合は全面が改装されるので、まるで新築のような心地でいられるでしょう。
おしゃれにリノベーションするコツは?
リフォーム・リノベーションするなら、断熱性能など機能性を改善すると同時に、外観・内装のデザインもおしゃれなものに更新したいものです。おしゃれさを追求したいなら「リフォーム業者のホームページに掲載されている施工事例を確認」するのが一番です。
一概に「おしゃれ」といっても、基準は人によって異なります。施工事例を確認すれば、検討している業者がどんなデザインを得意とするのかを把握できます。
まずはお住まいの地域を施工エリアに含む業者を調べて、施工事例を見てみて気に入る業者を選ぶようにしましょう。
▶関連コラム:京都市で中古一戸建てをリノベーション|おしゃれなリノベ実例・口コミを紹介
まとめ│リノベーションでおしゃれ・快適な住まいに
京都市で実際に施工されたリノベーションの事例を紹介するとともに、リノベーションを行うことで得られるメリットなど、特徴を解説しました。
古家や中古住宅をリノベーションすると聞くと「性能が低いままなのでは?」「部分的に古い設備や内装が残って汚くなるのでは?」と思ってしまうかもしれません。しかし、構造部分以外を全て撤去してしまうリノベーションであれば、こうした不安は心配無用です。
住まいに何らかの不満を感じているなら、建て替えやリフォームとともに、リノベーションによる悩みの解消を考えてみましょう。
京都市で中古一戸建てのリノベーションは三都の森にお任せください
三都の森は、京都市全域と宇治市、大山崎町、亀岡市、木津川市、京田辺市、久御山町、城陽市、精華町、長岡京市、向日市、八幡市、及び大阪府・滋賀県の一部を施工エリアとして、一戸建てのフルリノベーションを手がける会社です。
三都の森のリフォームは、見えるところだけではなく、見えないところにまで手を入れて、住まいの性能を最大限引き出すスケルトンリフォーム(リノベーション)です。
「低燃費・快適住宅・ローメンテ」というコンセプトに基づき、高い技術力を持って、お客様の住まいに合わせた最適なリフォーム・リノベーションを行います。
過去を繕うだけのリフォームではなく、「本当に価値ある」未来を作るリノベーションを追求・実現しています。