中古住宅の購入&リノベーションに必要な費用は?|築年数別相場と補助金の活用方法
中古住宅購入&リノベーションでは、トータルコストが予算内に収まるようプランニングすることが大切です。
今回は、新築よりも費用を抑えたリノベーションで、理想の間取りや内装を実現するためのコツや、中古購入時に押さえておきたい注意ポイントを解説していきます。
築年数別の相場や補助金の活用方法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事のポイント
- ・中古住宅の購入&リノベーションの魅力をご紹介します。
- ・中古住宅の購入や資金計画の際に知っておくべき注意ポイントを解説します。
- ・中古物件の築年数別相場や補助金の活用方法についても把握しておきましょう。
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中古住宅を購入してリノベーションする魅力とは
まずは、中古住宅購入×リノベーションの魅力について見ていきましょう。
新築よりも費用が抑えられる
中古住宅を購入してリノベーションする場合、新築を建てるよりもリーズナブルな価格で、理想の住まいが実現する可能性があります。
中古住宅の価格は建物の築年数や立地によって異なりますが、新築よりも安く手に入り、またリノベーションによって、自分好みに自由にカスタマイズできるのが魅力です。
理想の間取りや内装も実現
中古住宅リノベーションでは、現代の暮らしに合わない古い間取りや設備、仕様を一新して、使い勝手のいいモダンスタイルに仕上げることもできます。
例えば、和室をなくして広々と優雅なリビングダイニングを設けたり、ご家族が増えたご家庭に子ども部屋を追加したり、住む人の希望や目的に合わせたスケルトンリフォーム(リノベーション)が楽しめます。
立地にもこだわりやすい
中古住宅は、土地探しから始める新築注文住宅と違って、すでに建築された状態にあるため、建物の印象や立地条件をあらかじめ把握しておくことができます。
また、アクセスの利便性や治安がいい場所を優先的に選びやすいのもメリットです。
自分のライフスタイルやお好みに合った場所を選び、リノベーションすることで、より満足度の高い住まいが手に入ります。
>関連コラム:築40年中古住宅の価値を最大化|中古リノベーションで後悔しないための5つのポイント
中古購入&リノベーションで注意すべきポイント
次に、中古住宅の購入時や、リノベーションでかかる費用の融資に関する注意ポイントも押さえておきましょう。
構造の劣化や老朽化を確認する
中古住宅を購入する際には、建物の構造や設備の状態を十分にチェックしておくことが大切です。
屋根や外壁、基礎などの構造部分に劣化や老朽化が見られる場合、リノベーション時に大きな修復・修繕・補強費用がかかる可能性があります。
建物の内部を調べる場合は、ホームインペクションを依頼するなど、リノベーションを前提とした物件探しがポイントになってきます。
工法によっては自由度が下がる
中古住宅の構造や工法によっては、リノベーション時の間取り変更に制限が出る場合があります。
例えば、壁面を組み合わせて構成する木造ツーバイフォー工法の場合、柱や梁で建物を支える在来工法よりも、大きな開口がつくりにくく、自由度の高いリノベーションをお考えの方には不向きかもしれません。
住宅ローンの審査について
中古住宅リノベーションの場合、建物の築年数や状態によっては、住宅ローンの審査が通りにくいことがあります。
金融機関によっては、リフォーム専用ローンやリノベーション一体型ローンを扱っているところもあるので、依頼するリノベーション会社や銀行に、事前に相談しておくのがいいでしょう。
>関連コラム:京都でファミリーに人気のリノベーション事例や費用相場|新築と中古リノベはどちらがいい?
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中古購入リノベーションの築年数別相場
続いて、中古住宅の築年数別にリノベーションにかかる費用の範囲の目安をチェックしてみましょう。
築年数5~10年の費用相場:150~800万円(30坪前後)
築5~10年の中古住宅は比較的新しい物件のため、構造や設備の劣化が少ないのが特徴です。
リノベーションにかかる費用は主に、壁紙や畳などの内装リフォームや設備の更新などで、比較的費用を抑えることができます。
ただし、立地条件によっては価格が変動する可能性もあるため、事前に市場価格を調査しておくことが大切です。
築年数15~20年の費用相場:250~1,200万円(30坪前後)
築15~20年の中古住宅の場合、構造や設備の劣化が進んでいる可能性があります。
そのため、リノベーションでは外壁や屋根の修復・修繕、配管や配線の取り替えなどの大幅な工事が必要になるかもしれません。
他にも、フローリング材や畳の交換、水回りの一新、間取り変更の必要性などが出てきます。
築年数25~30年以降の費用相場:300~2,500万円(30坪前後)
築25~30年以上の中古住宅の場合、建物の老朽化が進んでいることが考えられます。
構造や設備の全面的なリフォームや、耐震性や断熱性を高める補強工事が必要になるため、大規模なリノベーションにかかる費用が高額になる可能性があります。
中古物件探しからリノベーションまで一貫して依頼できる会社に、資金計画もトータルプランニングしてもらうのがおすすめです。
>関連コラム:平屋にいいリノベーション物件を探す方法|費用相場と理想の間取りポイント
リノベーション補助金などの活用方法
最後に、リノベーションに利用できる補助金制度について紹介します。
国や自治体の支援制度を活用
政府は、住まいの長寿命化の実現を目的とした「断熱性能」「耐震性能」「省エネ性能」「更新性能」の向上を目指すリフォーム・リノベーションに対して、国や自治体より以下のような支援制度を提供しています。
- ・「先進的窓リノベ2024事業」:既存住宅の開口部断熱改修のみ対象
- ・「子育てエコホーム支援事」:新築注文住宅の建築・新築分譲住宅の購入・既存住宅のリフォームが対象
- ・「給湯省エネ2024事業」:新築注文住宅の建築・新築分譲住宅の購入・中古住宅のリフォーム・中古住宅の購入が対象
- ・「長期優良住宅化リフォーム推進事業」:既存住宅のリフォーム・リノベーションが対象
- ・各自治体の支援制度:既存住宅のリフォーム・リノベーションが対象
これらの補助金制度は、予算上限額に達した段階で支援を終了してしまうため、申請予定がある場合は、できるだけ早めの準備が必要になります。
>関連コラム:【先進的窓リノベ事業】2024年における補助金額と対象リフォーム工事に関する最新情報を解説
>関連コラム:【子育てエコホーム支援事業】2024年の新築・リフォーム補助金|対象条件や申請タイミングの解説
減税控除制度も忘れずに
中古住宅リノベーションには、減税控除制度を活用するのも有効です。
- ・所得税「住宅特定改修特別税額控除」
- ・所得税「住宅ローン減税(住宅借入金等特別控除)」
- ・贈与税「増改築に係る非課税措置」
- ・固定資産税・都市計画税「住宅用地特例」
- ・登録免許税「減税制度」
など、中古住宅の購入やリノベーションを検討の際に知っておきたい制度があります。
詳しくは、不動産会社やリノベーションを依頼する会社に相談してみるのもいいでしょう。
まとめ|予算内で実現する理想の中古住宅リノベーション
中古住宅の購入&リノベーションは、希望予算で効率的に理想の暮らしを実現する方法として、幅広い世代から注目されている家づくりプランです。
リノベーション前提で中古住宅を探す場合は、築年数や建物の工法、状態を注意して見ていくことが大切です。
ぜひ、中古物件探しからリノベーションまで一貫して相談やサポートが受けられる会社を選んで、長きに渡り満足できる新しい暮らしを実現させてください。
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京都市で中古一戸建てのリノベーションは三都の森にお任せください
三都の森は、京都市全域と宇治市、大山崎町、亀岡市、木津川市、京田辺市、久御山町、城陽市、精華町、長岡京市、向日市、八幡市、及び大阪府・滋賀県の一部を施工エリアとして、一戸建てのフルリノベーションを手がける会社です。
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